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【自費治療の提案が変わる!】診断コンテンツを活用して“選ばれる医院”になる方法を解説
自費診療の提案に悩む医院は少なくありません。患者からの関心をどう引き出し、自然に治療につなげるかの鍵は「診断コンテンツ」の活用にあります。
特にLINEと連携した診断コンテンツは、患者とのコミュニケーションをスムーズにし、自費治療の提案力を飛躍的に高めるツールです。
本記事では、矯正やむし歯、肌質などの診断例を紹介しながら、患者の潜在ニーズを引き出す仕組みと、LINE連携による予約・治療提案の効率化について解説します。
診断コンテンツとは
診断コンテンツとは、ユーザーが簡単な質問に答えていくだけで、自分に合った治療やサービスを見つけられる「選択型コンテンツ」です。
美容クリニックや歯科医院などでの活用が進んでおり、「気になるけど、聞きにくい」「まずは自分に合うか知りたい」といった患者心理に自然にアプローチできます。
従来の紙やWebページ上の静的な説明と違い、診断コンテンツは「自分ごと化」させる力に優れています。特にLINEのような身近なアプリと組み合わせることで、より親しみやすく、行動につながりやすくなるのです。
診断コンテンツBOTの問診例
診断コンテンツは、LINE公式アカウントと連携したBOT形式で提供されることが多く、ユーザーが質問に回答することで自動的に診断結果が提示されます。以下は、ITSUMOでよく使われる診断フローの一例です。
例1:矯正診断
Q1. 歯並びで気になる部分はありますか?
▶ 前歯 ▶ 八重歯 ▶ 全体 ▶ 特にない
Q2. 治療にかけられる期間は?
▶ 半年以内 ▶ 1年以内 ▶ 特に制限なし
Q3. 装置が目立つのは気になりますか?
▶ はい ▶ いいえ
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【診断結果】
あなたには「マウスピース矯正」がおすすめです。透明で目立ちにくく、比較的短期間での治療が可能です。
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そのままLINEで「無料相談予約」へ
例2:むし歯自費診療診断
Q1. 今、痛みはありますか?
▶ ある ▶ ない ▶ たまにある
Q2. 詰め物の見た目は気になりますか?
▶ はい ▶ いいえ
Q3. 金属アレルギーの心配はありますか?
▶ ある ▶ ない ▶ わからない
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【診断結果】
白くて目立たない「セラミック治療」がおすすめです。金属を使わず、見た目も自然です。
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「治療費の目安」や「治療内容の詳細」もそのままLINEで表示
例3:肌質診断
Q1. お肌のお悩みを教えてください(複数選択可)
☑ シミ ☑ しわ ☑ 乾燥 ☑ 毛穴 ☑ ニキビ
Q2. 最近、お肌が敏感になったと感じますか?
▶ はい ▶ いいえ
Q3. 毎日のスキンケアはどのくらいしていますか?
▶ ほとんどしていない ▶ 基本的なケア ▶ しっかりケアしている
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【診断結果】
あなたの肌質は「乾燥型敏感肌」。水光注射や導入系の美容施術がおすすめです。
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LINEで「カウンセリング予約」へ誘導
患者の潜在ニーズを引き出す
診断コンテンツの強みは、患者自身も気づいていない“潜在ニーズ”を引き出せる点にあります。
例えば、「歯並びは気になるけど、ワイヤー矯正だと目立つしなあ…」という患者も、質問に答えていくうちに「自分にも合う矯正方法がある」と感じやすくなります。これは、治療を押し付けるのではなく、患者が自ら興味を持つ構造ができているからです。
さらに、診断結果と一緒に「そのままLINEで予約」や「費用の目安を知る」などの導線を設けておくことで、次のアクションにつながりやすくなります。
LINEとの連携で予約や治療提案の効率化へ
ITSUMOのLINE診断コンテンツを応用すれば、診断結果に応じて次の段階のアクションをとれます。例えば以下のようなアクションです。
- 予約フォームへの誘導
- カウンセリングの自動受付
- 診療メニューや費用の提示
- スタッフとの個別チャット開始
保険の効かない自費診療に関しては費用が比較的高額ということもあり、患者の中での優先順位は低くなりがちです。関心を持ちつつもの関心が高まった瞬間を逃さずに対応でき、スタッフの手間も大きく削減されます。
また、ITSUMOのシナリオ配信やステップ配信機能と組み合わせれば、再診やアフターフォローにも応用が可能です。診断→提案→予約→フォローまで、すべてLINE上でできるので経過の管理もしやすいといえるでしょう。
まとめ
診断コンテンツは、患者の本音を引き出し、医院の魅力を伝える力を持った、“提案力”のあるマーケティングツールです。
とくにLINEと連携することで、診断から予約・提案までを一気通貫で行え、医院の業務効率と患者満足度を同時に向上させることが可能です。
“選ばれる医院”になる第一歩として、ITSUMOの診断コンテンツ導入を検討してみてはいかがでしょうか。