こんにちは、たにーです!
今日は前回の「キャッシュ記事」に引き続き、Cookieについて紹介していきます。
Cookieってどのようなものかご存知ですか?
Cookie(クッキー)とは?
WEBサイトにアクセスしたユーザーの情報を、同じ人が再度アクセスしてきた際にわかるよう、
一時的の保存する仕組み、またはそのデータのことをいいます。
保存される情報としては、主に「ID、パスワード、メールアドレス」などです。
これによって再度アクセスした際にユーザーを特定することが可能なため、上記の情報を入力する手間が省けます。
では、比較するために以前紹介した「キャッシュ」とはどのようなものだったか再度説明致します。
キャッシュとは?
アクセスしたWebサイトに入力した情報を一時的に保存することをいいます。
キャッシュデータが保存されることにより、再度同じWebサイトにアクセスした際に
ページを表示するスピードが速くなり、より閲覧しやすくなります。
キャッシュについて詳しくはこちらのページをご覧ください。 こちら>>>
Cookieとキャッシュを比較すると、
Cookieとキャッシュは一時的に保存する情報が違います。
Cookieは ID、パスワードなどユーザー自身がWebサイトに入力した情報、
キャッシュは ユーザーが見たホームページの情報
を保存します。
では、パソコン上に保存されたCookieの用途はなんでしょうか?
それは主に
・ECサイトなどでの購入履歴やカートのデータの保存
・ログイン時のIDやパスワードの保存
・ユーザーのアクセス履歴にマッチした広告などを表示 です。
例えば、IDやパスワードを入力しなければならないサイトで、
再度閲覧しようとした際に「IDなどが自動的に表示されていた」という経験はありませんか?
これは、サーバー側がユーザーの個人情報を持っているということではなく、
WEBサイトにアクセスすると同時に、パソコン上のCookieをサーバー側が読み込んで、
そこに書かれている情報を表示しているのです。
このように、CookieはWebサイトの閲覧を円滑にするために使われています。
ですが、Cookieにもデメリットがあります。
そのため、メリット・デメリットをあわせて紹介いたします。
メリット
<ユーザー側> ・何度もログイン情報などを入力しなくてもよい ・効率的にサイトを閲覧できる
<サーバー側> ・ユーザーに合わせた情報を提供できる ・マーケティングに活かすことができる
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デメリット
<ユーザー側> ・入力した情報が漏洩してしまう可能性もある ・データ量によっては、ブラウザの動作が遅くなることがある
<サーバー側> ・トラッキングクッキーはユーザーを不快にさせてしまう ※トラッキングクッキーは、ユーザーのブラウジング傾向などを収集するCookieのこと
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デメリットもある、このCookieは「ユーザー自身が管理する」ことが可能です。
Cookieの管理方法は使用しているブラウザによって異なるため、
Cookieを設定しようとお考えの方は下記参考サイトをご覧ください。
Google Chrome を使っている方はこちら>>> 「Google ChromeのCookie設定法について」
Firefox を使っている方はこちら>>> 「FirefoxのCookie設定法について」
Internet Explorer を使っている方はこちら>>> 「Internet Explorer のCookie設定法について」
safari を使っている方はこちら>>> 「safariのCookie設定法について」
Cookieとキャッシュは、「一時的にデータを保存する」という意味では同じですが、
決定的な違いは、 保存される内容 です。
この違いを頭に入れておけば、削除する場合でも
「どちらを削除すればよいのだろう」などと考えることもありません。
しっかりとCookieとキャッシュの違いを理解して管理しましょう!
以上、たにーでした。